元気の秘訣

誰でも歳をとってくると経験が増えていき、新しい経験をすることが少なくなってきます。
ゆえに感動することも少なくなり、何かを言われても「ああ、それ知っているよ」となってしまいます。

また歳をとるというのは、情報が増えることでもあります。
でも人間は、良い情報より悪い情報を貯めこみやすいので、その結果、危険や損害から身を守るようにしていくのです。

身を守ることは大切なのですが、何か新しいことを始めようとするときこの悪い情報が邪魔をするときがあります。
やる前から先回りして悪い情報を並べて「やっぱり、やるのをやめようか!」という選択肢をしてしまうことです。

老人に元気な秘訣を聞くと「楽しいことならなんでもやるよ」という答えが返ってくることが多いです。
毎日を元気に過ごしていくために、人生に完璧を求めないで「楽しい」と思えることはとりあえず積極的にやってみるという姿勢がいいのでしょう。
それが自然な生き方のように思えます。