元気になれる資料

人生を楽しむための法則 小林正観

人間の気分には浮き沈みがあります。
気分が沈んだときに、自分で元気を回復できる方法があります。
それは自分で、ある資料を作っておくことです。
その資料のつくり方をお教えしましょう。

まずノートを買って来て、そのノートに偶然だけど面白いと思った出来事を書き留めていくのです。
例えば、車を運転していて、自分の車を追い越していった車のナンバープレートが「12-59」だったとします。
そして何気なく時計を見たら、なんと12時59分だった、これってなんか面白いなあと思ったら、このことをノートに書いておきます。
このような偶然で、面白いと思ったことが100件を超えた頃になると、その出来事が実は偶然ではないように思われてきます。

5~6件では中々そうは思えないかもしれませんが、100件ともなると、ものすごく自分が恵まれていること、そして自分を恵んでくださっている何か大きな力に守られていることに気づきます。

大きな力を「自分は、神様に好かれている」と感じるかもしれませんし、「亡くなったおばあちゃんが守ってくれているのかな」と感じるかもしれません。
大切なのは、このように感じられる人は、そう多くはないということです。
ですから、是非実践してみることをお勧めします。