優越的成功は苦しい

わたしの落書帳から

競争に勝って優越性で成功した人は、成功を一緒に喜んでくれる人が少ないので、寂しく孤独の場合が多い。
また、優越性は相対的なものだから、自分がいつかは負けるという事実がつきまとう。
勝ち続けて当たり前なので、そのストレスは強烈だ。
ゆえに、優越的成功で幸福感を味わうのは難しいのだ。
勝ち組といえば聞こえはいいが、その現実は非常に過酷である。

歳をとってくると、どういうわけか「世のため、人のため」と、言うようになる。
今までは自分を喜ばせる生き方をしてきて、ある程度それが満たされると、今度は他人を喜ばせたいと思うようになる。
そして他人を喜ばせていると、それが妙に気持ちがいいことに気づき、それが幸福感につながるようだ。