保護者と繋がるマジック

ココロの架け橋 中野敏治

生徒の1日の生活時間は、学校での生活時間+家庭での生活時間で、ほぼ過ぎていきます。
生徒の学校だけでの姿を見ているだけでは、生徒を理解することはできないものです。
同じ生徒が、学校と家庭で生活しているのですから、学校と家庭がつながっていてもいいのです。

言葉では「つながりましょう」というものの、具体的にはどうつながりますか?
学級懇談会での保護者の自己紹介は、自分の趣味を一言付け加えて行います。
そして、私の共通の趣味でつながってしまうのです。
趣味が違っていても、その趣味に興味を持ってしまうのです。
音楽の趣味があればCDを借りてしまいます。
教室に花が欲しいときは、保護者にもらいに行きます。
保護者とのつながりは、保護者と友だちになってしまうことです。