使命とは

福に憑かれた男 喜多川泰

大きな家を建てる、会社をつくる、お金をたくさん稼ぐ、これらはほんとうの夢ではありません。
すべては、本当の夢を実現するための手段です。
どうしても達成したい夢がある。
そのためには、自分で会社をつくる必要があり、そのためには大きな家が必要であり、そのためにはある特定の職業に就く必要があり、そのためにはどうしてもお金が必要である。
ここで言う、どうしても達成したい夢というのが、人間としての生きる使命になります。
その使命が、本人を幸せにするものであり、その人に関わる全ての人を幸せにするものであり、なおかつ世の中を幸せにするものであれば、その使命は正しいものだと理解していいのです。

ここで大事なことは、どうやって自分の欲しいものを手に入れるかではなく、どうしてそれを手に入れなければならないのかということです。