何かに没頭するからこそ手に入る感情

「手紙屋」 喜多川泰

子どものころは、楽しいとよく笑います。
そのうち笑えるときが楽しいときになってしまって、それを探すようになるんでしょう。
ところが、笑えることを探しても一向に人生が楽しくなりません。
むしろ、むなしくなる一方だったりします。

楽しいというのは、何かに没頭するからこそ手に入る感情なんですね。
笑えることを探している人には、楽しいことがなかなか見つかりません。

「やらなきゃいけない」ことを「やりたいこと」に変えるために役立つもの。
それは想像力です。
ある1つのことを強く、具体的に創造すればするほど、確実にそれが創造されていくのです。
この世に生きているすべての人に対して、平等に与えられているもの、それは今という時間です。
1日24時間、これは誰にとっても同じこと。
私たちの時間の使い方は、大きく2つに分けられています。
1つは、自分がやりたいことをやっている時間。
そしてもう1つは、自分がやるべきことをやっている時間です。