他者に目を向ける

死ぬときに幸福な人より

他者に目を向けてみる、これだけで問題が解消することがあります。
がんの告知を受けた瞬間、その人の頭の中はガンのことで一杯になります。
ガン以外のことは考えられなくなります。
このようなときは、すぐには難しいと思いますが、不快や悩みを抱えた自分からあえて目をそらし、それ以外のことに関心を向けるように努めるといいようです。

私たちを襲う不安、困難、恐怖は深く自分を見つめることで解決できることがあります。
それとは逆に、考えれば考えるほど不安や悩みが強まり、怖くて何も手に着かなくなってしまうこともあります。
深く考えることがマイナスに働くときは、あえて自分のことを忘れて、他のことに目を向けてみるといいでしょう。
家族のこと、子どものこと、社会のこと、地域のこと、自分以外のことなら何でも構いません。