好き嫌いを言わずに「頼まれごと」を「はい」と引き受けながらやっていると、ある時、自分がある方向に動かされているのに気がつきます。
その立命に気がついたら、あとは何も考えずに笑顔で「はい」といって、頼まれごとをやっていくのです。
頼まれごとをされるのは、あなたが喜ばれる存在だということです。
頼まれごとがきて、笑顔で応える、それは人生の大きな目的の一つかもしれません。
耳が聞こえ、目が見え、息が吸え、匂いを嗅げる、人と言葉を話し意思疎通ができる、このような当たり前に感謝できますか。
私たちは９９％満たされているのに、１％の不平不満を訴えてしまいます。
物事がうまくいかないのは、９９％の喜びと幸せに無関心でいて、１％の不満を前面にして生きているからです。
「そうだ、私は感謝が足りませんでした・・」と気づけば、物事はうまく回転し始めます。
幸も不幸も、勝ち負けも、成功失敗も、敵味方も、全部自分の主観が決めています。
思うようにかなくても、ニコニコ淡々とそれを受け入れながら笑顔で生きていけるか、ということが人間力なんですね。