人生の目的

人の不満は他人と比べて「足りない」と感じることから起きます。
よって不満を解決する道は「足りる」ということを学べばいいことになります。
「足りない」病を治す方法は、これらは生活に「必要なものか否か」を判断することから始まります。
必要でないものは、あえて積極的に手に入れることはないのだと心得ます。
また生活に必要なものは、食料・衣服・住居など、割と簡単に手に入れることができるのだと理解します。

「普通」という言葉には「みんなと同じ」がいい、普通に生きるのがいいという価値観が潜んでいます。
しかし、普通でないのが幸せの本質でもあります。
一歩進めて、今日「平凡」に一日を終えることができた。
これが自分にとっての「最高の一日」と思えれば、それが「最高の幸せ」です。

「人生の目的」とは「自分がどんな人間になり、自分の人生をどのように使うのか」を決めることだと思います。
「人生の目的」が決まれば、それを成し遂げるためにどうしたらよいか、つまり「目標」を定めます。
「人生の目的」がしっかりしているので、「目標」が達成できてもできなくても、ブレずに新しい「目標」を設定することができます。
この「目標」は、「もっともっと」という欲の実現とは異なります。
 「人生の目的」があくまで「人の役に立つ」ことが基本だからです。