人生の分岐点 1

生まれてから小学校の低学年くらいまでは、理屈脳が未発達ですからいろいろな情報がそのまま脳に刻み込まれていきます。
この時期の子供には、たっぷりと「愛情」を注いで育てることが大切で、たくさんの愛情が注がれるほど、自分は周りに受け入れられている、みんなに承認されている、という安心感が芽生えます。
その安心感が肯定的な自己評価となって、前向きに自分の道を切り開いていくような積極的な生き方ができるようになるようです。

10歳前後はまだ失敗の経験が少ないので、子供は大きな夢を持つことができます。
しかし年々失敗を繰り返していくうちに、その記憶が脳に蓄積されてきて、チャレンジすることに二の足を踏むようになります。
「どうせ僕には無理だ」
「できっこないよ」
と言い始めます。

この時期に失敗は成功のためのプロセスだと捉えて、夢や目標を持ち続けられる子供は、小さい時に愛情をたっぷり授かった子供たちです。