ホルモン

生物学的にみると、男性よりも女性のほうが様々な面で強いことが証明されているそうです。

平均寿命一つとっても女性のほうが男性より6年以上も長命ですし、乳児死亡率も男性のほうが高いようです。

女性が生物学的に強い理由に女性ホルモンの存在があります。女性ホルモンには、動脈硬化や血管の老化を防いで心血管系疾患のリスクを下げる働きや、ストレスから女性の体を守る作用もあるからです。

一方男性ホルモンには、男性らしい体つきを形成したり攻撃性を高める働きはあるものの、男性の体を守ってくれる働きはあまりないようです。一説によるとあと500万年もすると、男性はいなくなるかもしれないとも言われています。

ちょっと前なら男性たちの力が必要とされた仕事はいくらでもありました。狩猟で獲物と戦い、農耕が始まってからは農作業でも力仕事は男性が頼りにされてきました。
しかし工業化が進み、腕力が必要ないデスクワークやサービス業の仕事が主体となった現代では、女性が断然有利になりました。

「男性は弱い生き物である」と認めることで「俺は男だ!」と無理にがんばり過ぎずに、少し気楽に生きていってもいいのかもしれません。