ブログの本音

今日はなぜこのようなブログを掲載しているのかを明らかにしますね。

私の性格はがんばり屋で競争的、困難に遭遇しても自分の力で何とかやり抜こうとしてしまいます。頼れるのは自分だけと思い込み、人に助けを求めることを憚る傾向にあります。その結果、信じられるのは自分だけというものすごく狭い視野の中で、やっとの思いで生きていました。ずっと働き続けていないと不安になるので、休むと罪悪感が沸いてきます。そして、疲労困憊して動けなくなるくらいやり切るとはじめて「これでいいか・・」と気持ちが落ちつくのです。

こんな切羽詰った気持ちを維持しながら働き続けていましたが、50歳も半ばを迎えるころに自分の中で「何かがおかしい」と訴える自分が現れて来ました。今まで信じられるのは自分だけ、と思ってきた心の奥底で「自分の中で本当は愛を求めている!」という感性を感じたのです。

それから自分との葛藤が始まりました。どうしたら「心の平穏」が訪れるのだろうか? その答えを見つけるべく「お金のこと」「生きる意味」「自分の取り戻し方」「偉人たちの言葉」「般若心経」「重篤な病に冒されている方々の手記」「新聞の投書」など、自分が気になる本を読み漁り始めました。自分の琴線に触れる言葉が出てくると、それを文章化して保存してきました。それがこれまでにA4の用紙で1000枚以上にもなりました。

このブログは、「自分の気持ちを穏やかに変えていきたい」と願って書いてきたものの中から、琴線にふれた文章を書いてきたものです。ですから、ここに書かれている文章は自分に対する戒めでもあるのです。でも、これを書きながらいつも思うのは、これをお読みになった方の中で一人でもいいから「救われる方」がいらっしゃったらいいな、とも思っているのです。