ツイている人

松下幸之助が若いころ、夜道を歩いていると、近くの家から激しく言い争う声を聞きました。
アイロンをかけたい母とラジオを聞きたい男の子の声が、一つのコンセントを巡って争っていたのです。
そのとき、松下幸之助の頭に閃いたのが二股ソケットのアイデアです。
それが、世界の松下を築くきっかけになったといいます。

世の中には一生懸命に生きている人が大勢います。
それは、日本人の勤勉さなのでしょう。
でも、どんなに努力しても報われる人の方が圧倒的に少ないのも現実です。
「自分はこんなに努力しているのに・・」と思ってしまうとうまくいきません。
なぜならそれは、脳に「努力とは苦しいものだ」とインプットしてしまうからです。
では、うまくいかない状態をどう変えていったらいいのでしょうか。

1つは、どんなに頑張っても決してうまくいかない方法に、固執していないだろうか?という点です。
そのためにも、うまくいっている人、成功している人をよく観察してみることです。
そして、自分でいいと思ったところは、遠慮なく真似してみることです。
ゴルフでも釣りでも、スポーツでも、最初から上手な人に「基本から習う」とすぐに上達してしまいます。
でも、少しできるようになってから教えを乞い願っても、自己流が定着していますから、プライドも邪魔してなかなか上達しません。

成功する人は、「確率を無視する」非常識な人間であることが多いようです。
頭のいい常識人は、目の前に起きている状態を過去の経験でストックしてあるデータを参照して「よくなる可能性が数%しかないからやめておこう」と判断します。
でも成功してしまう人は、「可能性は低いかもしれないけど、取り敢えずチャレンジしてみるか!」と挑んでいきます。
結果的にうまくいかなかったとしても、「やるだけやったから満足だ!」と思えるのです。