人はテストとか納期・試合・締め切りなどが近づくと、勉強や練習・仕事に真剣に取り組み始めます。
前から少しずつでも真剣に取り組んでいれば慌てることもないのですが、多くの場合、なぜかそうはしません。
タイムリミットが近づいてくると、それまで曖昧だった課題が明確になります。
自分は今何をなすべきかが分かってくるので、ものごとに真剣に取り組もうと思えるのです。
究極のタイムリミットは「死」です。
確率が１００％であるにもかかわらず、私たちは普段「死」について忘れています。
「死」を目前にして「俺の人生って一体何だったんだろう・・」と後悔するようではとても辛いものがあります。
人生の目的や生きがいを見つけるためにも、普段忘れている「死」について、たまには思い出し、人生を振り返ってみることは大切なことだと思います。
今までは「理屈脳」の指示で、嫌なこともイヤイヤやってきました。
しかし人生の終わりをイメージすると「自分は本当はこれをやりたい！」と望んでいたものが明らかになります。
後で後悔したくないと思えれば、今までと違う生き方ができるかもしれません。