アンネ

ナチの収容所に送られたアンネ・フランクルは、人々が生きる意味を見つけるお手伝いをしました。

「人生に対してあまり多くの期待をしないで、世の中に対してどういう貢献ができるかということに気持ちを向けてください。微笑んでいるだけでも、その笑顔は毎日収容所のいる多くの人たちの心の中に伝わっていきます」と。

「これまでにやって来たことが空虚に思えてきたら、一度反対のことにチェレンジしてみたらどうですか。例えば自分が赤ら顔で舌がもつれるからと言って、人前で話すことに不安を抱いている人は、できるだけ顔を赤くして、わざと舌をもつれさせて下さい。その結果、事態は自分が危惧していたほど酷くはならないでしょう。周りの人は自分をあざ笑ったりしないし、逆に励ましてくれるでしょう。また赤ら顔にすることも舌をもつれさせることも、自分で決めたことですから、結果がどうなろうとも無力感を感じないですみますよ」

笑顔は世界を救うでしょう。