まず行動

わたしの落書帳から

動物園で飼われている幼い動物は、首輪をされると暴れるそうだ。
ところがそのうち、首輪をつけると暴れなくなるという。
首輪をつけられた後に暴れると「痛い」という経験を積むからだ。
首輪をつけられたら、じっとしている方がいいのだと学習する。
でも動物は成長して大きくなるので、本気になれば鎖や縄、杭さえも引き抜く力が出てくる。
でも幼いときに学んだ経験によって、大きくなっても何もしないで大人しくしている。

人間も同じ。
例えばテストの結果が悪かった。
それだけで、自分は頭が悪いと決めつけてしまう。
勉強だけでなく、人生のあらゆることに対して「自分には、そんなことはできっこない!」と、勝手にレッテルを貼ってしまう。

勇気ある行動、挑戦する勇気、行動のない所に成功も失敗もない。
行動を起こすこと、それは素晴らしい人生にするためには、どうしても必要なことのようだ。