ぼくの望み

幸せを引き寄せるゆるしの法則 ジャンボルスキー

心を静めるには様々な方法があります。
たとえば瞑想、祈り、想像力を使ったイメージをつくることもその1つです。
瞑想は集中することですが、それは自分自身を探求し、気づきを増すことです。

私はロリーという名の女性から美しい手紙をもらいました。
彼女の弟レイは、27歳で交通事故でなくなりました。
彼女は、弟が死ぬ5年前に書いた手紙を同封してきました。

レイからの手紙 抜粋

その日はきっとやってくるだろう。
医者は僕の脳が停止したと宣言する。
そうなったら、機械の手を借りて、人口の命でつなぎとめようなどと思わないでください。

僕のからだを、誰かが生きるために役立ててください。
僕の目を、昇る朝日や、赤ちゃんの笑顔や、目の中にきらめく愛の先を決して見ることのできなかった人にあげてください。
骨も、すべての筋肉も、すべての組織や神経も、どうぞ、それで足の悪い子どもが歩けるようになる道を探してください。
それでもまだ何かしら残っていたら、燃やして、灰を風に乗せてまいてください。
花たちが育つのに役立つように。

もし何かを埋めなければならなければならないとしたら、僕の失敗を、僕の弱さを、僕の仲間たちへの偏見を埋めてください。
僕の罪は、悪魔にくれてやってください。
そして、僕の魂は神さまに。

もし、君が僕を思い出したいと思ってくれるなら、親切な行動と言葉を、君を必要としている人に与えてください。
これらを君がみなやってくれたら、僕は永遠に生きることができるでしょう。
これが僕の望みです。