ひとりごと

人間の遺伝子は3%しか目覚めていないそうです。
ということは97%の遺伝子は寝たままということになります。
「人間はすでに、すべてを与えられている」と聞いたことがありますが、それを遺伝子に置き換えてみると分かりやすいです。
遺伝子を少しずつ、目覚めさせていけば自分の能力は増していくことになります。
自分に辛いこと、苦しいことが起こっても、それを乗り越えていく能力はすでに与えられている、と考えるのが妥当でしょう。

私たちは悩みや苦しみというのは解決するものと思っています。
しかし苦しかった過去を思い出してみると、何かが解決したのではなく、自然とその苦しみが気にならなくなっていた、というのが正解ではないでしょうか。
問題が解決したのではなく、いつの間にか無くなっていたんですね。

私たちは将来に希望や目標を持たなければという考え方になっています。
希望や目標をもって、頑張ってそれが叶うとどうしますか?
一瞬だけ喜んで、さらに高い目標や希望を設定して、さらに頑張ろうとします。
だから将来への希望は永久に叶わないのです。
これまでは周囲や他人のことは二の次にして、自分のために頑張ってきました。
だけどこれからは、周囲や他人の希望に応じていってもいいのではないでしょうか。
自分の希望は置いといて、周囲にはきっとあなたを待ち望んでいる人がいます。
その人の希望に沿って動いてみると、どうなるでしょうか。
その人の笑顔が、あなたをきっと癒してくれるはずです。