どんな時にも、お母さんがついているよ

父が亡くなったのは、私が3歳、妹が2歳の時でした。
それから母は、昼も夜もなく働きづめで私たちを育ててくれました。
小さいころの記憶にあるのは、いつも働いている疲れ切った母の姿だけでした。
小学校1年の時のことです。
学校で骨折してしまった私は、保健室で心細い思いで横になっていました。
その時、すぐ駆けつけてくれた母の泣きそうな表情は、今でも忘れることができません。
どんなに忙しくても、どんなに疲れていても、母は私を心配してくれているんだと思うと、私も泣きそうになりました。

その後もケガや病気で何度も入院することになった時も、時間を作って傍にいてくれました。
二児の母になった今、その時の母の気持ちが分かるようになりました。
子供達には、「どんな時でもお母さんがついているよ。あなたたちはお母さんの宝物よ」というメッセージを、いつも送り続けたいと思います。