ちょっとした不思議

人が死ぬ瞬間、体重がどのくらい減るのかという実験が行われました。
その結果、数グラムから40グラムまで変化したといいます。

アインシュタインの特殊相対性理論のなかに、エネルギー=質量×光速の二乗という有名な式があります。
この式に当てはめると、1グラムの質量が減った場合、25メートルのプール529杯分の水を瞬時に沸騰させる熱量に等しいのだそうです。
光エネルギーに換算すると、1グラムの質量は、太陽の432倍の明るさを1時間維持できるのだそうです。
ゆえに人が死ぬ瞬間に減る質量は、ものすごいエネルギーだということが分かります。

喜怒哀楽は一時感情と言われます。
人間はこの一時感情をもとに、もう少し複雑な感情を作り上げます。
つらいとか苦しいというのがそれで、二次感情と呼ばれています。
幸不幸も、辛い苦しいと同様に二次感情に分類されます。
幸不幸というのは二次感情ですから、身に起こった出来事に対する単純な反応としての感情ではありません。

つまり幸不幸というのは、起こった出来事を受け止める自分の人生観次第ということになるので、人それぞれ幸不幸の感じ方がちがうのです。