ありのままに

心の在り方と出来事は連動しています。
ゆえに今起きている現実は自分が作り出した結果なのだと思える人は、人生がよい方向に向かっていきます。
反対に環境が自分を作っているのだから仕方がないと考えている人は、ずっとそのままになってしまうようです。
「自分の心」が環境に反映されますので、嫉妬・卑屈・責任転嫁・恐れ・怠惰などを自分の中に見つけたら、改善していく努力をすることです。
少しずつ人格を高めることによって、結果として環境は良いものに変わっていきます。

現実に起きた出来事の意味は、すぐに分からない場合があります。
酔っ払い運転の車にひかれ半身不随になってしまったような場合、何で自分がこんな目にあわなければいけないのだと思います。
そんな辛い経験が自分を高めてくれて返って自分のためには良かったのだと、後で理解できることもあります。

本当の自分を知られるのを恐れ、周りの人から優れた人物、重要な人物だと思われるように自分を演出していくと、とても辛いものになります。
自分を飾り立てれば飾り立てるほど、心は孤独になり、満たされなくなっていくものです。
自分の心が本当に必要だったのは、自分をよりよく見せることではなく、ありのままの自分を認めてあげることです。
本来の自分を認めて、自分を愛しく思い、ありのままに生きていければ、それでいいのではないでしょうか。