「夢」を持つには

たいていの人は「夢」を持とう、「夢」を持ち続けようとして反対に「夢」を失ってしまいます。
なぜなら、自分のことだけ考えていると「夢」が持てなくなるからです。
「夢」を持ちたければこの反対を行けばいいのです。

 恋人のこと、配偶者のこと、親のこと、家族のこと、友人のこと、お客様のこと、そしてもっと大きく構えて地球のことを喜ばせようとすることで「夢」を持つことができます。

なぜ自分のことだけ考えていると「夢」が持てないのでしょうか。
人は理屈ではなく感情で「夢」を見ているからです。感情脳に「愛」があり、心地よくなっているときにはワクワクするような楽しい未来をイメージできます。
しかし、自分のことだけを考えていると「分離不安」が頭をもたげてくるのです。
「分離不安」とは、乳児が母親のように「愛着する対象者」が離れ去ってしまった、と感じたときに示す不安反応のことです。
「分離不安」は、他の誰かから慰められてもまったく受け付けません。でも母親のように「愛着する対象者」が戻ってくると、不安はすぐに解消し元気になります。

このように人は自分のことだけを考えても「不安」になるようにつくられています。
「夢」を持つ秘訣は「自分以外の人の幸せを考える」ことのようです。