
助産師さんの話し
「母と子はくっついていないとダメなんです。母性本能は本能として備わっているのではなく、育むものなのですから」
「赤ちゃんはお母さんにくっついていたいと思っているのに、お母さんは子から離れようと思っている。これが一番の悲劇です」
「子育てというのは親の犠牲の上に成り立っているのです。出産自体、母体の命を削っています。赤ちゃんは母親の命を犠牲にして生まれてくるのですから、親も自分の時間を犠牲にしないと子育てはできません。それが子供に伝わるから、いい子に育つんです」
「子供を嘗め回すことができるのは、せいぜい幼稚園まで。今しかないのですよ」
老齢になった私は今、「子育て」に参加してこなかったことを大いに悔い、反省しています。